許認可だったら定期書類出すよね?

まぁ、すべての許認可を受ける業務が、定期的に書類を出すわけでは無いですが。

毎年、決まった時期になると書類の提出がある業界というものがあります。

例えば調剤薬局。

妥結率等に係る報告書

10月なると、取引先の卸業者さんが、書類を持ってきます。
何の書類かと言うと

妥結率等に係る報告書

を作るための書類です。

処方箋でもらう医薬品って、値段(薬価)が決まっているのですが、その薬価を決めるのに厚労省が「世間では一体いくらで取引されているのか?」ということを調査して、取引の実態を元に値段を決めています。

ですが、もし、ある医薬品の取引価格が一定では無くて、時価のように毎回金額が異なるとなると、調査時期によっては、高くなったり低くなったりと正しい実態を調べることができません。

そこで、各薬局に対して、どのくらいの医薬品について卸業者と値段を決めて取引(妥結)しているかを報告させています。
この妥結率が低いということは実態調査の信頼性が下がることに繋がるので、妥結率の低い薬局についてはペナルティのようなものが用意されています。

で。

10月はこの書類を出す時期なんですよね。

各卸さんから集まってきた書類を取りまとめて、厚生局に提出するわけです。

麻薬年間届

調剤薬局で麻薬を取り扱っている場合。

1年間にどれだけの麻薬を扱ったかという報告を麻薬を管轄する役所(千葉県だと、県庁の薬務課)に提出します。

麻薬取扱の免許を持っているところは、その年に1件も扱わなかったとしても年間届は出さなければなりません。
ま。入庫0・出庫0で出すんですけどね。

これが10月くらいにまとめて11月末までに出すことになります。

書類作成は面倒か?

このように定期的に書類を出さなければならない業種というのは、他にもあります。
例えば、運輸とかでも、決算後に事業報告書を出さないといけません。

こうした書類の作成は面倒なものは少ないのですが、期限が決まっているので、日常業務を行っている中で作成するのは、ちょっと面倒です。
後でやろうと思っていても、その「後で」が出来ないんですよね。

なので、そういう時は行政書士を頼って欲しいです。
まぁ、コストはかかりますが、それでも締め切りに間に合わないよりはいいはずです。
スポットで構いませんのでお困りの際はミーミル行政書士事務所にご連絡ください。

スポットでのご依頼もご相談ください

簡単な書類のように見えても、作るための時間が取れなかったり、作り始めたらよく分からなくなってしまうことはよくあります。
業務の合間の書類作成ほど面倒なものはありません。
そんな面倒な仕事は、専門家に依頼してしまったほうが安心して仕事に取り組めるというもの。
まずは、行政書士に相談してみませんか?

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